大部屋に移動してからは、色々な患者さんとお話する機会もあり、
私もがんばらなきゃって思えました。
リハビリにもお迎え待ちすることなく、
自ら2階まで行けるようになったりと。
リハビリは理学療法の先生には、術後になかなか治らない
筋肉痛を相談し、ストレッチ方法を教えてもらいました。
言語聴覚の先生には様々なトレーニングや検査をして
頂きました。
意外と知能テストのような感覚で、頭使うことって
大事なんだなっと。
作業療法の先生には、一緒に街中に出て買い物をしたり、
料理したりと一番お世話になったかもしれません。
仕事復帰の話も色々とアドバイスして頂き、その日に
会社にお電話できました。
リハビリを受けていた一人のおじいさんが
こんなことを言ってたのが印象に残っています。
「やらされてやる人と自らやる人とじゃ違う」って。
本当にその通りだな、って。
リハビリも含めて病院全体、せっかく治してくれても
その後の回復力は自分が前に進もうとする気力なんだって。
私も術前から視野傷害のリスクのことは言われていて
ある程度の覚悟はしていたつもりでした。
実際術後、眼鏡をかけて全体を見渡したときの
違和感はありました。
もちろん、この見え方に慣れるには時間がかかるとも言われました。
術前ほどの見え方には戻れないけど、慣れるには
恐れていてはいけないなっと。
ただ、数ヶ月の間は傷口や血管が正常に戻ろうとしているから
無理しすぎてもいけないけど。
こうしてパソコンと向き合っていても多少違和感はあります。
これも慣れていくと思うし、疲れたらブレイクすればいいんっだって。
病院では、ジャズコンサートも素晴らしかったけど、
病棟内で開いてくれたクリスマス会も、ぐだぐだながらも
手作り間に満ちていて、一生懸命に患者さんに楽しんでもらおうとしている
雰囲気に心が和みました。メッセージカードも頂けました。
毎日忙しい中、こういった会を開いて頂いて、素晴らしい病院だなって。
入院中は先生方や看護師さん、スタッフのみなさんに
本当に色々とお世話になりました。
術後のアンギオを20日にやったけど、
前日私が太いカテーテルは嫌で細いのが何て
無理を言い、それが当日の朝の時点では足からではなく
腕からできるか交渉してくださり、腕からになりました。
カテーテルの大先生も、女性の血管が細いから本当は
腕からやりたくなかったところ、やってくださいました。
毎回、このカテーテルの大先生にも感謝です。
抜糸は21日にしました。
私は背を向けていたから実際に見たわけじゃないけれど、
ものすごく慎重に、丁寧にやっていたそうです。
約50針近くのものを一つ一つ丁寧に抜いていく作業、
相当の集中力と根気が必要なんだろうと思います。
私も頭なんか下手に動かしちゃいかんとじっとこらえていました。
先生の回診時は、たいていは主治医の先生方が中心になって
来てくださるところ、私の場合、主治医の先生、手術してくださった先生、
リハビリの先生、皆さん本当に色々と声をかけてくださり、
私も下ばかり向いてちゃだめだって思えました。
こんな私をたくさん支えてくれた旦那さんをはじめ、
家族のみんなにも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
家族のみんながたくさん面会に来てくれて、励ましてくれて、
たわいもない話をしてと、会話をすることは本当に大切なんだと
思いました。
患者さんの中には、ひとりぽっちの人ももちろん
いると思います。
それってやっぱり少し寂しい気がします。
特に私みたいなおしゃべりには一人はしんどいです涙。
家族の温かさ、優しさを感じながら、無事退院できたことを
心から感謝しています。
退院後、当分の間は外来もあるので、そこで疑問点など
あったら聞くようにしていこうと思います。
久々に日記をたくさん書いてみました。
こういう日記も書き残しておくことって大事かなって。
[0回]
PR